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            |  | ラストランを迎える五十嵐選手にお話をうかがいました |  
 
                    
                      
                        |  いよいよ12月17日,マラソンのラストランとなりますね。今の心境をきかせてください。 
 
 
              
                
                  | 「マラソンは長距離ランナーとしての最終目的」との思いから,選手として脂がのってくる25歳くらいでマラソンを走りたいと 決めていました。私が初めてマラソンを走ったのは26歳の時。
 
 その初マラソンで,そこそこいいタイムで走れたこともあり,自分はマラソンの距離に適正があると感じました。
 
 それ以来ずっと,マラソンに対してこだわりをもってやってきたのですが,最後に,地元で開催される大会(防府読売マラソン)に出て,ラストランを飾れることは,とても嬉しいことだと思っています。
 |  インタビューに答える五十嵐選手
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  五十嵐選手というと,引き離されてもまた追い上げるレースが印象的ですが,レース中は,どんな気持ちで走っておられるのですか? 
 
 
              
                
                  | 離されている時はキツいです。そのまま離されていけば楽なのですが(笑)。でも,それではレースを放棄したことになります。トラック競技などでは一旦離されると追いつくのは難しいでしょうが,マラソンでは,離されても,追いつける可能性があります。相手がペースダウンするかもしれませんし。離されてキツくても,そこで最小の差にとどめておけばいつか追いつけるんじゃないかと思って走っています。実際はなかなか追いつかなくてやっぱりキツいのですが(笑)。 
 前回,防府読売マラソンを走った時には,沿道に応援してくださる方がたくさんおられて,離されている中でも,その応援に勇気づけられ,それが力になりました。
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  ラストランは,どのようなレースにしたいですか? 
 
 
              
                
                  | これが現役最後のマラソンになるわけですから,まずは万全の状態でスタートラインに立ちたいと思っています。もちろん優勝できれば一番いいですが(笑)。少しでもいい順位でゴールできるよう,ベストを尽くしたいと思います。 |  |  
 
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