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第25回インタビュー(兼実省伍選手・出岐雄大選手・中原大選手)

  • [ 選手日記 ]
  • 2013年5月15日

今回は,新たに中国電力陸上競技部に入部した,兼実 省伍(カネザネショウゴ)選手・出岐 雄大(デキ タケヒロ)選手・中原 大 (ナカハラ ダイ)選手にインタビューしました。

Q--陸上競技との出会いを教えてください。           

(兼実選手)中学校で陸上部に入りました。3歳上の兄が中学校で陸上をしていて駅伝の応援に行った時に自分も走りたいと思いました。姉も陸上をやっていて,自然と陸上をすることになった感じです。

(出岐選手)小学校では野球,中学校ではサッカーをしていました。中学では練習でよく走らされていて,駅伝大会にも出場していました。高校でもサッカー部に入ったのですが,目標が見えなくなって新しいことにチャレンジしたくなり,陸上部の先生から誘われて入部しました。

(中原選手)小学生のときは野球をやっていたのですが,もともと長距離を走るのが好きで,町内マラソン等で好成績を収めていました。その後,中学生になり,兄と姉が陸上部だった影響もあり,陸上を始めました。

 

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   兼実 省俉選手

 

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 Q--これまで印象に残っている大会を教えてください。

(兼実選手)大学2年生のときの箱根駅伝です。大学の4年間で一度は走ってみたいと思っていました。1年生のときは予選通過できませんでしたが,2年生で初めて予選を通過しました。箱根では1区を走り,チームはシード権を獲得しました。スタート地点の応援はすごかったですが,意外と冷静に楽しむことができました。とにかく2区の選手にたすきを渡すことだけ考えて走りました。たすきをつなぐすばらしさを感じました。

(出岐選手)大学4年生のときの出雲駅伝での優勝です。大学の三大駅伝のひとつで優勝できたこと,個人よりチームで勝ったことがうれしかったですね。入学したときは優勝できるようなチームではなかったので。駅伝は関係者も含めてチーム全員で喜べます。個人とは全く別物の喜びでした。

(中原選手)ここ最近では,箱根駅伝です。2010年,2012年,2013年と3回出場しましたが,大学4年生で出場した今年の大会がやはり一番印象に残っています。1区を走ったのですが,この区間は集団でスタートし,他の選手と駆け引きする醍醐味もあって,個人的に好きな区間です。あと,少し古い話ですが,高校1年生の2006年に全国高校駅伝でアンカーとして出場し,先輩方がつないできたたすきをトップで受け,無事にゴールテープを切れたことも思い出に残っています。

 出岐 雄大選手  

Q--数ある実業団チームのうち,中国電力に決めた理由を教えてください。

(兼実選手)中国電力は,地元の強いチームという印象で憧れの実業団チームでした。実業団を意識したのは箱根を走ってからです。レベルの高いチーム,しかも地元で陸上を続けられることは幸せで,どこまで自分の力が通用するのか試してみたいと思いました。

(出岐選手)中国電力はマラソンが強いというイメージです。大学の監督(原監督)が中国電力OBだったことや先輩の米澤選手がいることも大きかったですが,マラソンで活躍したいと考えているので,実績のある中国電力がベストな環境だと考えました。出雲駅伝で優勝したことでも中国地方と縁を感じましたし,この縁を大切に頑張っていきたいと思いました。

(中原選手)私は出身が広島の呉なのですが,地元で昔から強い実業団で自分の力を伸ばしていきたいと考え,中国電力に入社しました。

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  中原 大選手

Q--中国電力陸上競技部での練習の感想を聞かせてください。
(兼実選手)大学とは練習メニューが全く違うので戸惑いました。大学のときは走り込む練習が中心でしたが,トラック,スピード練習が多くてきついです。練習量も大学時代の合宿と同じ量をこなすのが当たり前です。徐々に慣れてきましたが,まだまだついていくのが精一杯です。
(出岐選手)一番の違いは責任だと思います。大学時代から自分で考えながら練習するように言われてきましたが,自己管理が大切だと感じています。先輩方を見ているとメリハリがついていて,自分も仕事と陸上の両立をしなければいけないし,仕事として走る意識が大切だと思っています。
(中原選手)先輩方も優しく,とけ込みやすい雰囲気です。ただ,大学のときと比べ,練習内容の質の高さを感じています。また,仕事と両立していくことが必要なため,一日の生活リズムをつかむのに最初苦労しました。

Q--あなたにとって陸上とは?
(兼実選手)自分自身を奮い立たせてくれるものです。陸上をやっていなかったら,これほどひとつのことに一生懸命になれていなかったと思います。負けず嫌いなのでしょうが,目標に向かって頑張ることができます。本当に陸上をやっていてよかったと思っています。
(出岐選手)陸上を通じて人間としての土台を築くことができると思います。これまでも,自分に負けないようにやることが将来につながると思ってやってきました。選手のうちにしっかりと意識を持って頑張ることで,引退してからも仕事・生活に生かせると思っています。
(中原選手)中学生のころからずっとやってきているので,今では,生活の一部になっています。走る生活が当たり前といった感じです。きつい時もありますが,よい結果が出たときの喜びはひとしおです。
 

Q--これからの目標をお願いします。
(兼実選手)まずはトラックで自己ベストを出したいです。将来はマラソンをやりたいと思っています。今はオリンピックに行きたいと言えるレベルではないですが,それに近づけるよう結果を残していきたいと思います。ニューイヤー駅伝も走りたいです。
(出岐選手)昨年(大学4年生時)は調子が悪かったので,まずは自分の走りを取り戻したいと思います。1~2年かけてマラソンができる身体を作って,3年後のオリンピックに出場できるように頑張ります。
(中原選手)まずは,5,000mの自己ベスト13分47秒89を更新することです。それから,マラソンにも挑戦してみたいです。自分らしい走りができればと思っています。また,将来的には,ニューイヤー駅伝にも出場できるよう頑張ります。

Q--ESSC会員・職場の皆さんにメッセージをお願いします。
(兼実選手)会社を活気づけられるよう頑張りますので,応援よろしくお願いします。
(出岐選手)少しでも中国電力をアピールできるように走りますので,応援よろしくお願いします。
(中原選手)結果を出して,会社に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

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兼実 省俉選手 出岐 雄大選手 中原 大選手

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