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第70回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会結果(お知らせ)

  • [ 大会結果 ]
  • 2022年9月26日

 9月23日(祝・金)から25日(日)に岐阜県岐阜市にて開催された

 「第70回全日本実業団陸上競技選手権大会」へ当社陸上競技部より5名の選手が

 出場致しました。

 

 大会2日目の24日(土)に行われた男子10000mにはコスマス選手、ワウエル選手、

 菊地選手の3名が3組目に出場しました。

 今レースは、スタート直後からペースの上げ下げによる駆け引きが行われる、タイム以上に

 強さを求められるタフなレースとなりました。

 3000m以降に、菊地選手とワウエル選手が先頭集団から離されます。

 5000mの通過は先頭集団に付くコスマス選手が13分45秒、10秒ほど遅れて

 ワウエル選手が13分55秒、菊地選手が13分59秒で通過します。

 6000m過ぎに菊地選手が前を走るワウエル選手に追いつくと二人で懸命に前を追いかけ

 ました。一方、1000mあたり2分45秒ペースが続く先頭集団も徐々に人数が絞られて

 7000m通過時点では8人の集団となります。コスマス選手も何とか食らいつきますが

 8000m手前で集団から離されてしまいます。

 コスマス選手は残り2000mの失速が響き9位(総合11位)でゴール。

 終盤追い上げてきたワウエル選手が13位(総合15位)、最後まで粘り切った菊地選手が

 日本人トップの15位(総合18位)にてゴールしました。

 

 全日本実業団菊地.JPG

 (ゼッケン27番:菊地選手)

 

順位選手名(所属チーム)記録
1位 スタンネリー ワイザカ(ヤクルト) 27分19秒86
2位 リチャード キムニャン(日立物流) 27分19秒92
3位 べナード コエチ(九電工) 27分20秒02
11位 コスマス ムワンギ(中国電力) 27分54秒13
15位 ンガンガ ワウエル(中国電力) 28分05秒64
18位 菊地 駿弥(中国電力) 28分11秒42 ※日本人1位

 

 大会3日目の25日(日)に行われた男子5000mには、岡本選手、大森選手に加え前日に

 10000mで日本人トップを獲得した菊地選手が出場しました。

 まず、1組目に岡本選手と大森選手が出場しました。

 1組目は序盤からゆったりとしたスローなレース展開となりました。

 3000m付近であまりにもペースが上がらない為、岡本選手が先頭に出てレースを動かしに

 かかります。

 その後、集団のペースが上がり岡本選手は離されますが粘り切り1組目8位(総合56位)で

 ゴールしました。 

 大森選手は大きくペースを落とすことなく1組目9位(57位)で岡本選手に続いてゴール。

 続いて3組目に出場したのは菊地選手。

 前日の10000mとの連戦となりましたが、その疲労を感じさせない積極的な走りで、

 中盤以降に順位を上げて見事に日本人4位の11位でゴールしました。

 全日本実業団岡本.JPG

 (ゼッケン12番:岡本選手)

 全日本実業団陸上(大森選手).JPG

 (ゼッケン15番:大森選手)

 

順位選手名(所属チーム)記録
1位 ジョナサン ディク(日立物流) 13分22秒69
2位 キプランガット ベンソン(SUBARU) 13分22秒70
3位 モソップ ヒラリー(マツダ) 13分24秒76
11位 菊地 駿弥(中国電力) 13分36秒80
56位 岡本 直己(中国電力) 14分11秒15
57位 大森 太楽(中国電力) 14分12秒17

 

 今大会では、10000mで菊地選手が総合15位(日本人トップ)、5000mで11位

 (日本人4位)を獲得し日本のトップ選手と互角に戦えることを証明しました。

 また、出場した他のメンバーも入賞や自己記録更新とはならなかったものの、10000mで

 コスマス選手が27分54秒13(9位:総合11位)、ワウエル選手が28分05秒64

 (13位:総合15位)のタイムでそれぞれ自己2番目の記録で走りました。

 ベテランの岡本も男子5000メートルで翌週のロンドンマラソンにつながる結果となりまし

 た。

 

 この度は、たくさんのご声援を頂きありがとうございました。

 引き続き、当社陸上競技部をよろしくお願いいたします。

 

 大会結果詳細については下記のホームページをご参照ください。

 大会公式HP(http://www.jita-trackfield.jp/

 

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