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第62回中国実業団対抗駅伝競走大会結果(お知らせ)

  • [ 大会結果 ]
  • 2023年11月13日

 2023年11月12日(日)に広島県世羅郡で行われた「第62回中国実業団対抗駅伝競走大会」へ

 出場し大会記録を15秒更新するタイムで2年連続21回目の優勝をすることが出来ました。

 この大会は来年2024年元日に群馬県で開催される、「全日本実業団対抗駅伝競走大会」の予選

 を兼ねており、今年も中国ブロック代表としての出場権を獲得することが出来ました。

 

 今大会、スターターとなる1区を任されたのは入社4年目の中島大就選手。

 レース中盤まで先頭に出る積極的な走りで地元「世羅町」を沸かせます。

 しかし、7キロ過ぎに中電工の三ツ星選手が急激なペースチェンジに対応できず、先頭から離され

 ます。

 10.5km過ぎにもう一度先頭集団に追いつきますが、ライバル3チームの二度目のスパートにより

 集団から離されます。

 最後は諦めない気持ちで粘り先頭との差を最小限に食い止め2区へとタスキをつなぎました。

 20231112中国実業団駅伝1区(中島).jpg

 (地元「世羅」を駆け抜ける中島選手)

 

 今年も2区を任されたのは、コスマス選手。

 3チームに先行される展開でタスキを受け取ると、序盤からハイペースで前を追いかけます。

 追いつきそうで追いつけない状況にも、諦めることなく前を追いかけ順位を1つ上げ3区へと

 タスキをつなぎました。

 20231112中国実業団駅伝2区(コスマス).jpg

 (世羅高校出身入社2年目のコスマスムワンギ選手)

 

 3区を任されたのは岡本直己選手。

 マラソンの疲労も残る状態ではありましたが、チームの為にと懸命に前を追いかけます。

 前との差はなかなか詰まらず、後ろからくるマツダの猛追に4位へと順位を下げる展開に

 なります。

 しかし、岡本選手も最後まで力を振り絞りタスキを4区へとつなぎます。

 20231112中国実業団駅伝3区(岡本).jpg

 (マラソン後の連戦となるも、懸命に前を追う岡本選手)

 

 4区を任されたのは新人清野太成選手(きよの たいせい)。

 先頭中電工からは1分近く離されている展開でタスキを受け取った清野選手。

 この4区から前との差を詰めていきたいところですが、前との差は思うように縮まってき

 ません。

 じわじわと差を詰め先頭との差を55秒に縮めタスキをつなぎました。

 20231112中国実業団駅伝4区(清野太成).jpg

 (実業団駅伝デビューとなった清野選手)

 

 5区を任されたのは、池田勘汰選手。

 4位で受けたタスキを前の見える位置まで詰めて最長区間へとつなぎたいところ。

 力強い走りで上り基調のコースを走ります。

 区間2位の走りで懸命に前を追いかけ最長区間の6区へとタスキを託します。

 20231112中国実業団駅伝5区(池田).jpg

 (入社3年目、力強い走りで坂を駆け上った池田選手) 

 

 最長区間6区を任されたのは、菊地駿弥選手。

 入社3年目にしてチームのエースへと成長しつつある菊地選手。

 タスキを受け取ると積極的な走りで前を行く3チームを猛追します。

 3.5km過ぎに3位JFEをとらえるとペースを緩めることなく、続く8km過ぎに2位マツ

 ダに追い付き、ついに11km手前で先頭中電工に追い付きました。

 一時3チームで先頭集団を形成して走りましたが、12km付近で中電工を、14km過ぎに

 はマツダを振り切ると、そのままの勢いで最終走者の待つ中継所まで駆け抜けました。

 20231112中国実業団駅伝6区(菊地).jpg

 (区間新記録の走りでチームを4位から1位へと引き上げた菊地選手。今大会MVPを獲得)

 

 最終7区を任されたのは、大森太楽選手。

 先頭でタスキを受け取ると、区間記録を上回る積極的な走りでゴールを目指します。

 後半に入ってもペースを緩めることなく、後続との差をさらに広げ見事1位でゴール。

 区間新記録の走りで2年連続21回目の優勝テープを切りました。

 20231112中国実業団駅伝7区(大森).jpg

 (大会2連覇のゴールテープを切る大森選手。後半3区間は入社3年目トリオの同期タスキリレー)

 

 1区から最終7区まで、諦めることなくタスキをつなぎ、目標としていた大会連覇を達成

 することが出来ました。

 大会当日、現地で応援いただいた皆さま、テレビ・アプリを通じて応援いただいた皆さま、

 この度はたくさんのご声援をいただきありがとうございました。

 次なる目標のニューイヤー駅伝入賞に向け、残り1ヶ月半しっかりと準備して臨みたいと

 思います。

 引き続き、中国電力陸上競技部への応援をよろしくお願いいたします。

 

 -------大会成績ーーーーーーー

 ★チーム順位

 1位 中国電力         3時間59分55秒 ◎大会新記録

 2位 マツダ          4時間01分01秒

 3位 中電工          4時間03分06秒

 4位 JFEスチール      4時間03分23秒

 5位 武田製薬         4時間17分22秒

 

 ★区間順位

 1区(12.5km)  中島 大就      区間4位  38分36秒

 2区(7.2km)   コスマス ムワンギ  区間2位  20分23秒

 3区(11.6km)  岡本 直己      区間4位  35分16秒

 4区(9.0km)   清野 太成      区間3位  25分56秒

 5区(9.0km)   池田 勘汰      区間2位  28分04秒

 6区(19.0km)  菊地 駿弥      区間1位  55分16秒 区間賞区間新記録最優秀選手賞

 7区(12.5km)  大森 太楽      区間1位  36分24秒 ※区間賞区間新記録

 

 大会結果詳細につきましては以下のホームページをご参照ください。

 ◎大会HP (http://chugoku.jita-trackfield.jp

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